最近、美容室の新規リピート率が上がらないというご相談をよく頂きます。
そこで、弊社が新規リピート率100%を達成するために抑えた5つのポイントをお伝えしていきます。
基本的な考え方として、
【集客のミスマッチを防ぐ】ということです。
リピート率が低いということは、集客のミスマッチの確率が高いということ。
だからこそ、支持して欲しいお客様にご来店頂ける導線を作るのが、経営者の仕事です。
リピートしないのは、従業員の責任ではなく、経営者の責任です。
そして、一度リピートすることがゴールではなく、長く通い続けて頂けるサロンづくりと仕組みづくりをできるかが、経営者の手腕にかかっています。
早速ですが、簡潔に5つのポイントをお伝えしていきます。
1、ターゲット顧客を絞り込む
絞り込むほど間口は狭まりますが、その分集客のミスマッチを防ぐことができます。
ミスマッチしているということは、美容師さんとお客様、双方にとっても良くないことです。
そのミスマッチの可能性を極力低くするための方法を分かりやすくご説明していきます。
ますば、
・自社はどういうお客様に恵まれたいか明確にする
ということです。
これがアバウトだと届けたいお客様に届かず、集客に繋がらないだけでなく、リピートに繋がりにくいです。
具体的には、「どの様な価値観を持ったお客様であるか」ということです。
それに付随して、自分たちがどの様な価値観を持って事業に取り組んでいるかを発信したり、お客様にメッセージとして届けていくということです。
類は友を呼ぶという言葉がある様に、「自分づくり」が、より良いお客様づくりのファーストステップでもあります。
デザインやサービス内容だけではなく、より本質的な部分である、価値観の共有です。
それが自社に合ったお客様であり、事業を発展させていくことに繋がっていきます。
2、キャパ以上の客数を取らない。
顧客ターゲットを絞ること、自社を知ること、そして自社のサービスを生み出す従業員の満足度を上げていく上でも、どの様なお客様に恵まれているかということは重要な項目です。
お一人お一人のお客様と丁寧に向き合えなくなる客数はご予約を取らない。
キャパ以上は取らない、という選択。
そこも絞り込みです。
お一人お一人と心から向き合う
そもそも日本はこれから加速的に人口減少に向かっていきますし、ビジネスモデルとして従来の美容室の形態では、時代の変化に対応できないです。
時代の変化というは、より細かくお伝えすると、ビジネスモデルを進化させて、会社と従業員さんにしっかりキャッシュを残すということです。
僕自身が東南アジア各国を巡り実感していることでもあるのですが、日本は他のアジアの国に比べると物価が安い国という位置付けになりつつあります。
賃金や物価を上げていくことが、これからの日本には必要です。
そのためにも、これから時代にあったビジネスモデルを作り上げていくことが大切です。
話しを戻します。
お一人お一人と丁寧に向き合い、よりパーソナルなサービスを提供する。
それが本質的で、これからの時代にフィットした美容室を創り上げていくことに繋がっていきます。
3、自社集客ツールを構築する
今様々なネット媒体がありますが、弊社の場合、自社ホームページが最も効果的な集客ツールです。
自社のサービスや価値観に共感するお客様がご来店されるので、リピート率も高く継続的に通って頂いています。
そして、ディスカウントで集客しないということです。
ディスカウントで呼ぶということは、あなたや自社の価値に共感して来店していないということです。
ディスカウントではなく、自社の価値、強みで集客することでリピート率が圧倒的に高まります。
4、ニーズをしっかり汲み取り、価格以上の価値を提供する
これはサロンの現場での話しになりますが、目の前のお客様が何を求めてご来店されて、担当者やサロンがお客様の困りごとを解決し、価格以上の方を感じて頂くということです。
接客の基本ですが、これも集客とサロンづくりを絞り込んで行うことで、担当者の技量に左右されずに、高いリピート率に繋げることができます。
5、自社にしかない強みをお客様に価値として届ける
美容室の数は日本全国において、25万あります。
コンビニが5万5000件、信号機が21万機なので圧倒的な多さです。
今も店舗数は増え続けています。
数ある美容室の中から選んでご来店くださるということは、本当に有難いことです。
自社にしかない価値というのは、実は全く新しいことを提供することだけではなく、〇〇×〇〇という様に掛け合わせることによっても生まれます。
あまり複雑に考えずに、今来てくださっているお客様にとってよりハッピーなことは何か?と深掘りして考え尽くすと意外と生まれたりします。
「自社にしかない強みをお客様に価値として届ける」ぜひ、サロン内で仕組み化して取り組んでみてください。
冒頭にもお伝えしましたが、
リピートしないのは、従業員の責任ではなく、経営者の責任です。
今日お伝えした5つのポイントを抑えて、すぐにでもカタチにして取り組んでいきましょう。
全ての一貫性が取れていれば、必ず結果に結びつきます!
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